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<title>ReturnHeartｓ＠</title>
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<description>お題にそって、短編、詩etc...書いていきます！恋愛中心！最近は短編が多いです^^更新がかなり亀。受験生なので勘弁してください……（（汗</description>
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<item rdf:about="http://rhat.269g.net/article/13269456.html">
<title>第４章</title>
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<description> 坂野も俺も、それから毎日道場に通うようになった。一緒に稽古することは一度もなかったが、その後の片付けを２人でやるのがいつもだった。「名城君はさ、大会でいい成績を取った事あるの？」 いつものとうり坂野とモップがけをしている時に、突然聞かれた。なんとなく言うのが照れくさくて、つい癖で鼻の頭をかいてしまう。「まあ、個人で関東ベスト８たったのが一番よかったかな。坂野は？」 そう言って横の坂野を見ると、目を丸くした坂野が俺を真っ直ぐに見ていた。どき。どうしたんだろう急に。「な、何？」...</description>
<dc:subject>わずかな時の【期間小説】</dc:subject>
<dc:creator>由姫</dc:creator>
<dc:date>2008-08-23T15:55:02+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<br />　坂野も俺も、それから毎日道場に通うようになった。一緒に稽古することは一度もなかったが、その後の片付けを２人でやるのがいつもだった。<br />「名城君はさ、大会でいい成績を取った事あるの？」<br />　いつものとうり坂野とモップがけをしている時に、突然聞かれた。なんとなく言うのが照れくさくて、つい癖で鼻の頭をかいてしまう。<br />「まあ、個人で関東ベスト８たったのが一番よかったかな。坂野は？」<br />　そう言って横の坂野を見ると、目を丸くした坂野が俺を真っ直ぐに見ていた。どき。どうしたんだろう急に。<br />「な、何？」<br />「…癖……鼻の頭…」<br />　坂野は半ば呆然としていて、口も半端に開いたまま俺を見つめて呟いた。<br />「ああ。俺、こう言うときに鼻の頭をかく癖があるんだよね…って、これがどうかしたのか？」<br />「……嘘……嘘でしょ…？」<br />「坂野？おい、大丈夫かよ？なんかしたか俺？」<br />　おいおいおい。目が完璧に混乱してるよ。どうすればいいんだ俺。<br />「なあ、さか――」<br />「ごめん、私先に帰るね！あと片付けの残りよろしく！」<br />「えっ、ちょっ……」<br />　俺の言葉も聞かずに、坂野は<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=2&sid=rhat&k=T%83V%83%83%83c" class="affiliate-link" target="_blank">Tシャツ</a><a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=2&sid=rhat&k=%92Z%83p%83%93" class="affiliate-link" target="_blank">短パン</a>で道場を飛び出した。逆に呆然とする俺。<br />　一体全体どうなってんだ？<br /><br /><br /><br />続く.
]]></content:encoded>
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<item rdf:about="http://rhat.269g.net/article/13255230.html">
<title>第３章</title>
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<description>「どうかしたのか？」「え、あ。いや、ないでもないの、なんでもないの…」 ２回目のなんでもないの、は自分に向けていっているかと思うほど、坂野は俯いていた。首が１８０度に落ちそうなくらい。ちょっと心配になった。「おい、調子でも悪くなったりした？」 俺の言葉にハッとしたのか、坂野は慌てて俺を見た。少し目が潤んでいたのは、俯いていたせいだろうか。なぜか、胸がチクリと痛くなった。「ごめん。なんか自分の世界に入ってた。名城君、私のこと変だと思ったでしょ」「いや、それほど？てっきり気分悪く...</description>
<dc:subject>わずかな時の【期間小説】</dc:subject>
<dc:creator>由姫</dc:creator>
<dc:date>2008-08-20T23:05:18+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<br />「どうかしたのか？」<br />「え、あ。いや、ないでもないの、なんでもないの…」<br />　２回目のなんでもないの、は自分に向けていっているかと思うほど、坂野は俯いていた。首が１８０度に落ちそうなくらい。ちょっと心配になった。<br />「おい、調子でも悪くなったりした？」<br />　俺の言葉にハッとしたのか、坂野は慌てて俺を見た。少し目が潤んでいたのは、俯いていたせいだろうか。なぜか、胸がチクリと痛くなった。<br />「ごめん。なんか自分の世界に入ってた。名城君、私のこと変だと思ったでしょ」<br />「いや、それほど？てっきり気分悪くなったのかと思ったから」<br />「そっかーよかった」<br />　坂野がわざとらしく胸を撫で下ろしたので、ちょっと笑えた。坂野の小指に<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=2&sid=rhat&k=%8Ew%97%D6" class="affiliate-link" target="_blank">指輪</a>が光っているのがちらりと見えたのが気になったけど、聞く気にはなれなかった。初対面の子にそんな細かいこと聞いてたら俺、絶対気持ち悪く見えると思う。<br /><br />「あ、モップがけの途中だったな」<br />　ふと、俺達は道場の真ん中で二人きりになっている事に気がついた。「二人きり」と頭に浮かんだ瞬間から、わずかな緊張が体に走る。今までは全然大丈夫だったのに、情けないぞ俺。<br />「そうだった。私後片付けやっておくから、名城君着替えてきていーよ」<br />「いや、俺も手伝うよ」<br />「ありがと」<br />　俺は坂野の笑顔を見てから、モップのあるロッカーへ小走りで向かった。<br /><br /><br /><br />続く.
]]></content:encoded>
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<item rdf:about="http://rhat.269g.net/article/13248847.html">
<title>第２章</title>
<link>http://rhat.269g.net/article/13248847.html</link>
<description> ちびっこ達が帰って、彼女がモップがけを始めたので、俺は声をかけてみることにした。「あの、さ」「はい」 彼女は振り返って俺を見た。で、まずゼッケンを見て「名城」と言う名前を確認する。それから顔を見る。これを何回か繰り返した後、目を丸くした。「へえぇ……」「え？」「あなたのこと、大人の先生だと思ってた」 なるほど。俺はいつも子供達とは練習せず、大人たちに混ざって練習してるからな。背も高めだし、面をつけてて顔見えないし。「同じくらいの年の子が同じ道場にいたのを今まで知らなかったな...</description>
<dc:subject>わずかな時の【期間小説】</dc:subject>
<dc:creator>由姫</dc:creator>
<dc:date>2008-08-19T17:47:09+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　ちびっこ達が帰って、彼女がモップがけを始めたので、俺は声をかけてみることにした。<br />「あの、さ」<br />「はい」<br />　彼女は振り返って俺を見た。で、まずゼッケンを見て「名城」と言う名前を確認する。それから顔を見る。これを何回か繰り返した後、目を丸くした。<br />「へえぇ……」<br />「え？」<br />「あなたのこと、大人の先生だと思ってた」<br />　なるほど。俺はいつも<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=2&sid=rhat&k=%8Eq%8B%9F" class="affiliate-link" target="_blank">子供</a>達とは練習せず、大人たちに混ざって練習してるからな。背も高めだし、面をつけてて顔見えないし。<br />「同じくらいの年の子が同じ道場にいたのを今まで知らなかったなんて。いつも来てた？」<br />「いや、たまにしか」<br />「そっかー！だからわかんなかったんだ」<br />　彼女は喋るたびに目がキラキラとしてきた。そんなに俺に会ったのが嬉しかったのか？まあ、この道場にはちびっこかおじさんおばさんばかりだから、高校生は珍しいんだけど。そこまで考えて、ふと思った。<br />「ところで、君の名前は？」<br />　彼女はゼッケンを今つけていなかったから、名前がわからなかったのだ。<br />「ああ、私？私は坂野。坂野唯だよ。名城君の下の名前は？」<br />「和哉だけど」<br />「ふーん。和哉……和哉…ね……」<br />　坂野は俺の名前を何回かぶつぶつと呟いていた。俺が見えないかのように俯いて。その表情からして、なにか彼女にとってひっかかる部分があったらしいのは確かだった。<br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />続く.
]]></content:encoded>
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<item rdf:about="http://rhat.269g.net/article/13137610.html">
<title>第１章</title>
<link>http://rhat.269g.net/article/13137610.html</link>
<description> じとじとべとべとの中に、一人だけさらさらがいた。 本日の予想最高気温は三十六度。メガネのおじさんは確かにテレビの中で言っていたのに、それは嘘だったのだろうか。いや、そんなことはない。その周りの人や俺自身は、汗がだらだらと首を伝い、べとべとだ。大体、この真夏に剣道をやって、汗をかかないわけがない。 しかしこの道場の中一人だけ、汗一つかいていない子がいた。日焼けを知らないかのような白い肌が、周りの日焼けした小さな子供達の中でとてもよく目立っている。初めて見る顔だった。「お姉ちゃ...</description>
<dc:subject>わずかな時の【期間小説】</dc:subject>
<dc:creator>由姫</dc:creator>
<dc:date>2008-07-27T14:26:36+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　じとじとべとべとの中に、一人だけさらさらがいた。<br />　本日の予想最高気温は三十六度。メガネのおじさんは確かに<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=2&sid=rhat&k=%83e%83%8C%83r" class="affiliate-link" target="_blank">テレビ</a>の中で言っていたのに、それは嘘だったのだろうか。いや、そんなことはない。その周りの人や俺自身は、汗がだらだらと首を伝い、べとべとだ。大体、この真夏に剣道をやって、汗をかかないわけがない。<br />　しかしこの道場の中一人だけ、汗一つかいていない子がいた。<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=2&sid=rhat&k=%93%FA%8F%C4%82%AF" class="affiliate-link" target="_blank">日焼け</a>を知らないかのような白い肌が、周りの日焼けした小さな<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=2&sid=rhat&k=%8Eq%8B%9F" class="affiliate-link" target="_blank">子供</a>達の中でとてもよく目立っている。初めて見る顔だった。<br />「お姉ちゃんお姉ちゃん、もう一回やってー！」<br />　<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=2&sid=rhat&k=%8F%AC%8Aw%90%B6" class="affiliate-link" target="_blank">小学生</a>低学年ぐらいの子供達が、彼女を取り囲んで、何かをせがんでいるらしい。彼女はちょっと照れた微笑みを見せ、竹刀を握りなおした。<br />「しょうがないなぁ。あと一回だけね？皆下がって」<br />　彼女が打ち込み用の人形の前に立ち、スッと構える。見ていてすぐにわかる。あの子、絶対に強い。相手の喉元を真っ直ぐに捕らえた剣先、なめらかな曲線を描く肩。美しい構えだ。<br />「やっ！」<br />　気合のこもった短い声を出すと、一瞬で真剣な顔つきに変わる。同時に、周りの雰囲気も変化した。大きく踏み込んだ右足が、サッと床と擦れて音を立てる。振りかぶった竹刀は、剣筋が返り、的確に人形の胴を狙っていた。<br />「胴！」<br />　バコーン！！と、見事に決まった音が道場に響いた。「わー！」とはしゃぐ子供達。<br />「今のはいい胴だなぁ」<br />　道場に稽古に来ているおじさん達は、顔を見合わせていた。<br />　あの子は一体何者なんだろう？
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<item rdf:about="http://rhat.269g.net/article/13087199.html">
<title>冷たいコーヒー</title>
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<description>「まだ、来ないのかな……」静かな部屋の真ん中に、湯気がもやもやとたっている。ため息をついたら、それが一瞬揺らぎ、また元に戻る。２つのマグカップにはコーヒーが入っていて、片方はもう半分しか残っていない。今は夏なのに、コーヒーはホットだ。別にそれほどこだわりはないけど、この湯気の感じが好きだから。彼はまだ帰ってこない。彼が「ちょっと食べ物調達してくるわー」と言って家を出たのは１６分前。何が食べたい？と聞かれたから、ドーナツ、とだけ答えておいた。たしか駅前のミスドはこの時間帯は空い...</description>
<dc:subject>夕立後に会いましょう【短編集】</dc:subject>
<dc:creator>由姫</dc:creator>
<dc:date>2008-07-15T21:03:12+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<br />「まだ、来ないのかな……」<br /><br />静かな部屋の真ん中に、湯気がもやもやとたっている。ため息をついたら、それが一瞬揺らぎ、また元に戻る。<br />２つのマグカップにはコーヒーが入っていて、片方はもう半分しか残っていない。今は夏なのに、コーヒーはホットだ。別にそれほどこだわりはないけど、この湯気の感じが好きだから。<br /><br />彼はまだ帰ってこない。彼が「ちょっと食べ物調達してくるわー」と言って家を出たのは１６分前。何が食べたい？と聞かれたから、ドーナツ、とだけ答えておいた。たしか駅前のミスドはこの時間帯は空いているはず。彼は私の好きなドーナツを買ってきてくれるだろうか。チョコのたっぷりかかったドーナツ。甘くて、これがまたコーヒーの苦味と絶妙に合うんだよな。<br /><br />……考え事をしていたら、もう２５分も立ってしまった。なんで帰ってこないんだろう。心配が胸をきゅっと締め付ける。<br /><br />知らず知らず体は立ち上がり、玄関のドアを開ける。小走りで駅前に向かう。<br /><br />「……いた！」<br /><br />彼はミスドの前のベンチでボーっと座っていた。私が小走りでやってくるのをみると、なんだか申し訳なさそうに笑った。私は少し荒くなった息を落ち着かせながら、彼の隣に座る。<br /><br />「どうして帰ってこなかったの」<br /><br />「いや、それがさ……ないんだよね、あれが」<br /><br />「何が？」<br /><br />「あのチョコのかかったドーナツ。今品切れしちゃってて。で、今作っているんだって。だから、待ってた」<br /><br />「そこまで…しなくてもよかったのに」<br /><br />「でも、俺もちょうどそれ食いたかったんだよ」<br /><br />彼は照れくさそうに頭をかいた。おとなしく店内でまってればよかったのに。こんなに額に汗をかいて。<br /><br />結局、私も一緒にドーナツを待つことにした。日差しが暑かったけど、彼と一緒にいれば十分楽しかった。<br /><br /><br />……あ。<br /><br />コーヒー、もう冷めちゃったかな。<br /><br /><br /><br />end.
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://rhat.269g.net/article/13077552.html">
<title>時</title>
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<description>早く終わってほしい時に長くてこのままでいたいほど早く終わるそれが時間なんだなぁ</description>
<dc:subject>ふと、哲学的な一言【言葉】</dc:subject>
<dc:creator>由姫</dc:creator>
<dc:date>2008-07-13T14:24:50+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<div style="text-align:center;">早く終わってほしい時に長くて<br /><br />このままでいたいほど早く終わる<br /><br />それが時間なんだなぁ</div>
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://rhat.269g.net/article/13029577.html">
<title>これって、愛なのかな？</title>
<link>http://rhat.269g.net/article/13029577.html</link>
<description> 目の前には、問題集やノートが広がっている。そのうち８割近くは理科であり、あとは数学と少しの英語。「なあ~やっぱりわからないよ」ベしゃっとうつぶせになる彼を見て、ため息がでる。「わからないって言っても、追試はもう逃れられないんだから。もう少しだけがんばろ、ね？」そう言って励ましてはみるけど、膨れた頬はなかなか空気が抜けない。彼のふてくされの理由。それは、この前のテストで追試を食らってしまった事だった。彼はそれを知ると、すぐさま私の前に現れた。そして直角に腰を曲げ「俺に勉強を教...</description>
<dc:subject>夕立後に会いましょう【短編集】</dc:subject>
<dc:creator>由姫</dc:creator>
<dc:date>2008-07-03T21:12:03+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<br />　目の前には、問題集やノートが広がっている。そのうち８割近くは理科であり、あとは数学と少しの<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=2&sid=rhat&k=%89p%8C%EA" class="affiliate-link" target="_blank">英語</a>。<br /><br />「なあ～やっぱりわからないよ」<br /><br />ベしゃっとうつぶせになる彼を見て、ため息がでる。<br /><br />「わからないって言っても、追試はもう逃れられないんだから。もう少しだけがんばろ、ね？」<br /><br />そう言って励ましてはみるけど、膨れた頬はなかなか空気が抜けない。<br />彼のふてくされの理由。それは、この前のテストで追試を食らってしまった事だった。彼はそれを知ると、すぐさま私の前に現れた。そして直角に腰を曲げ「俺に<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=2&sid=rhat&k=%95%D7%8B%AD" class="affiliate-link" target="_blank">勉強</a>を教えてくれ！！」。だと。<br />　だから今、放課後の教室で教えてあげているわけ。だけど追試を受けるほどあって、なかなか教えた通りに解いてくれない。<br /><br />「……俺、きっと脳みそが普通の３分の１ぐらいしかないんだよ」<br /><br />「なに言ってるの？それよりほら、ここプラスとマイナス全部反対」<br /><br />「えー！」<br /><br />彼はトンカチで頭を殴られたような滑稽な顔をして――この１時間だけでもう何十回もした顔だけど――ばんざいをした。<br /><br />「お、落ち着いて、もう一度、解こう？」<br /><br />作り笑をして、問題集をシャーペンでコツコツと叩いてみせる。<br />彼はしばらく頭をかいていたけど、突然ニッコリと笑った。<br /><br />「……？」<br /><br />「うん、俺、頑張る。お前のこの愛があれば頑張れるさ！」<br /><br />「は？」<br /><br />なに言ってるんだろう、彼？<br /><br /><br /><br />……この言葉の意味と、自分の気持ちに気付くのは、もっともっと先の話。<br /><br /><br /><br />end.
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://rhat.269g.net/article/13019344.html">
<title>生まれ変わるなら――Ｂ</title>
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<description>どうしてそんなに笑えるのか。どうしてどうして、楽しそうなんだ。彼女たちを見ていると、いつもそう思った。小さなことを大きな笑いに変えて、どんな事にも熱中できて、恋の話をする時の目はキラキラとしていて。僕からすれば、彼女達は「オンナノコ」と言う未確認生命体の一族だ。クラスの男子どもは「オンナノコ」の観察、研究をし、結果を女子のいない放課後の教室で行う「学会」で発表する。「俺、このクラスで一番可愛いのはやっぱしカナだと思うぜー」「えーお前趣味ワリー。ユウナだろユウナー」「ユウナは胸</description>
<dc:subject>ＡアンドＢ【２連短編集】</dc:subject>
<dc:creator>由姫</dc:creator>
<dc:date>2008-07-02T20:39:37+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
どうしてそんなに笑えるのか。<br />どうしてどうして、楽しそうなんだ。<br /><br />彼女たちを見ていると、いつもそう思った。小さなことを大きな笑いに変えて、どんな事にも熱中できて、恋の話をする時の目はキラキラとしていて。<br />僕からすれば、彼女達は「オンナノコ」と言う未確認生命体の一族だ。クラスの男<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=2&sid=rhat&k=%8Eq%82%C7%82%E0" class="affiliate-link" target="_blank">子ども</a>は「オンナノコ」の観察、研究をし、結果を女子のいない放課後の教室で行う「学会」で発表する。<br /><br />「俺、このクラスで一番可愛いのはやっぱしカナだと思うぜー」<br /><br />「えーお前趣味ワリー。ユウナだろユウナー」<br /><br />「ユウナは胸がでかいだけだろ！このエロエロ野郎！」<br /><br />「んだと～。ユウナは顔も可愛いぞ！」<br /><br />こんなくだらない「観察結果」やワイ談をいつも繰り返しているが、彼らの口はいつも止まらない。<br /><br />みんなみんな、「オンナノコ」の凄さがわかってない。彼女達は喜怒哀楽がはっきりとしていて、おしとやかな面もあって、それでもって明るくて、いつも輝いていて……。<br /><br />それで皆、可愛いんだもんな。<br /><br /><br /><br /><br />……なんとなく、「オンナノコ」になってみるのも悪くない気がする。<br /><br /><br />end.
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://rhat.269g.net/article/12906239.html">
<title>陽</title>
<link>http://rhat.269g.net/article/12906239.html</link>
<description>#FF9865太陽みたいな人になりたいなと思っていつも笑って泣いたり怒ったりなんてしなかったでもよく考えたらさ太陽だったら熱すぎて誰も近づけないよね</description>
<dc:subject>ふと、哲学的な一言【言葉】</dc:subject>
<dc:creator>由姫</dc:creator>
<dc:date>2008-06-20T21:02:28+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<div style="text-align:center;">#FF9865<SPAN style="FILTER: glow(color=,Strength=0); WIDTH: 100%"><br /><font color="#FFFFFF" size="3"><br />太陽みたいな人になりたいなと思って<br /><br />いつも笑って<br /><br />泣いたり怒ったりなんてしなかった<br /><br />でもよく考えたらさ<br /><br />太陽だったら<br /><br />熱すぎて誰も近づけないよね<br /><br /><br /><br /><br /></font></SPAN></div>
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://rhat.269g.net/article/12783367.html">
<title>誰が為</title>
<link>http://rhat.269g.net/article/12783367.html</link>
<description>もし自分を褒め称えるものがいたらそいつをバカにしてやりな自分ばかり見て周りを見失う前にもし泣いている奴がいたら何も言わないでおきな他人に甘えることばかりを覚えないようにもし悪い事を勧めてくる奴がいたらなにがなんでもやめさせなそいつが逃れられない蟻地獄に入る前に友達はなんの為にいるなんで友達になったのか誰の為に友がいる本当の友達がいると君には言えるか？</description>
<dc:subject>ちゃんと前に進んでるよ。【詩】</dc:subject>
<dc:creator>由姫</dc:creator>
<dc:date>2008-06-07T20:37:56+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<div style="text-align:center;"><br />もし自分を褒め称えるものがいたら<br /><br />そいつをバカにしてやりな<br /><br />自分ばかり見て周りを見失う前に<br /><br /><br />もし泣いている奴がいたら<br /><br />何も言わないでおきな<br /><br />他人に甘えることばかりを覚えないように<br /><br /><br />もし悪い事を勧めてくる奴がいたら<br /><br />なにがなんでもやめさせな<br /><br />そいつが逃れられない蟻地獄に入る前に<br /><br /><br />友達はなんの為にいる<br /><br />なんで友達になったのか<br /><br />誰の為に友がいる<br /><br />本当の友達がいると君には言えるか？</div>
]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://rhat.269g.net/article/12783236.html">
<title>生まれかわるなら ――Ｇ</title>
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<description> いっそのこと、男の子に生まれたかった。いつもそう思う。周りの女の友達はアイドルグループや恋バナで盛り上がってばかり。テストの成績が低かったからって、「えーやばくね！？この点数！やばくね！？」とわめくばかり。どうしてなんだろう。私は普通じゃないのだろうか。 別に私はがさつで乱暴と言うわけじゃない。ただ、「今時の女の子」らしいことに興味がないんだ。アイドルより好きな作家、恋バナより読書、はしゃぐより勉強。それってだめなことじゃないでしょ？ でも、彼女達からすれば違う。彼女達にと</description>
<dc:subject>ＡアンドＢ【２連短編集】</dc:subject>
<dc:creator>由姫</dc:creator>
<dc:date>2008-06-07T20:15:56+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<br />　いっそのこと、男の子に生まれたかった。いつもそう思う。<br /><br />周りの女の友達はアイドルグループや恋バナで盛り上がってばかり。テストの成績が低かったからって、「えーやばくね！？この点数！やばくね！？」とわめくばかり。どうしてなんだろう。私は普通じゃないのだろうか。<br />　別に私はがさつで乱暴と言うわけじゃない。ただ、「今時の女の子」らしいことに興味がないんだ。アイドルより好きな作家、恋バナより読書、はしゃぐより<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=2&sid=rhat&k=%95%D7%8B%AD" class="affiliate-link" target="_blank">勉強</a>。それってだめなことじゃないでしょ？<br />　でも、彼女達からすれば違う。彼女達にとって一番大事なのは恋とか青春だから、それに興味がない私は「別世界の人」。だから気がつけば、いつも一人で本を読んでいる……。<br />　寂しい寂しい寂しい。心の中で叫んでも、声になって出ては来ない。誰も助けてくれやしない…。<br /><br />ねえ、男の子だったらそう言う事考えなくて済むんじゃない？多分、私が見た感じ。男子が恋バナしてるなんて、想像できないもん。<br /><br />だから、さ。私、男の子になりたいよ。<br /><br /><br /><br /><br /><br />Ｂへ続く.
]]></content:encoded>
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<item rdf:about="http://rhat.269g.net/article/12746729.html">
<title>歩調合わせてよ</title>
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<description>「……ちょっと」「ん？」あいつは気だるそうに振り返る。「足、速いんですけど」ついさっきまで隣で歩いていたのに。あっというまに1メートルの差。こいつは凄い足が長い。だから、歩幅がありえないほどに大きいのだ。それに対し私は中肉中背。彼の歩幅に合わせようと大またに歩いても、追いつききれないのだ。「ああ、ごめんごめん。なんか、つい」苦笑いしながら私が追いつくまで止まっている。なんか、腹立つな。前からこれ、何回も繰り返すんだもん。「あのさー」「何？」「少しは勉強してくれないかな」「何を...</description>
<dc:subject>夕立後に会いましょう【短編集】</dc:subject>
<dc:creator>由姫</dc:creator>
<dc:date>2008-06-03T20:57:23+09:00</dc:date>
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<br />「……ちょっと」<br /><br />「ん？」<br /><br />あいつは気だるそうに振り返る。<br /><br />「足、速いんですけど」<br /><br />ついさっきまで隣で歩いていたのに。あっというまに1メートルの差。<br />こいつは凄い足が長い。だから、歩幅がありえないほどに大きいのだ。<br />それに対し私は中肉中背。彼の歩幅に合わせようと大またに歩いても、追いつききれないのだ。<br /><br />「ああ、ごめんごめん。なんか、つい」<br /><br />苦笑いしながら私が追いつくまで止まっている。なんか、腹立つな。前からこれ、何回も繰り返すんだもん。<br /><br />「あのさー」<br /><br />「何？」<br /><br />「少しは<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=2&sid=rhat&k=%95%D7%8B%AD" class="affiliate-link" target="_blank">勉強</a>してくれないかな」<br /><br />「何を？」<br /><br />「もう少しゆっくり歩くってこと！」<br /><br />私が少し怒って彼を睨むと、彼は眉をちょっと傾けて笑った。<br /><br />「だって、恥ずかしいだろ」<br /><br />「は？何が？」<br /><br />「俺達なんか、彼氏と彼女みたいにみえるじゃんか」<br />　<br />「え」<br /><br />硬直。え、そんな風に見える？だったらちょっと嬉しい……って何考えてるんだ私。頭に浮かんだ空想を振り切ってみせる。<br /><br />「でも、まあいいよ。お前が並んで歩きたいっていうなら。俺はこれからちゃんとあわせるよ」<br /><br />なんだか憂いをおびた笑顔が胸をきゅっと締め付ける。<br /><br />「うん…ありがと」<br /><br /><br />……これからは、私も背をのばす努力をしようかしら。<br /><br /><br /><br /><br />end.
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<item rdf:about="http://rhat.269g.net/article/12688501.html">
<title>雨の中、二人</title>
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<description>ザバザバザバーー！！！信じられないほどの土砂降りに、叫びながら近くの公園の木の下に逃げ込むしかなかった。「イヤー！何で雨なんか降るのー？」いくら木の下と言えど、葉っぱと葉っぱの間を伝った大粒が、ちらほらと落ちてくる。まだ梅雨入りには早いと思ってたんだけどね。悲惨だよ、悲惨。暑いしジメジメしてるし。「しらねーよ。さっきから空模様悪かったし、なんとなくわかってたじゃん」私の隣で彼は、部活用のエナメルバックからタオルを取り出して、空を見上げている。彼は背が高い。しかも部活ではエース...</description>
<dc:subject>夕立後に会いましょう【短編集】</dc:subject>
<dc:creator>由姫</dc:creator>
<dc:date>2008-05-28T21:11:06+09:00</dc:date>
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ザバザバザバーー！！！<br />信じられないほどの土砂降りに、叫びながら近くの公園の木の下に逃げ込むしかなかった。<br /><br />「イヤー！何で雨なんか降るのー？」<br /><br />いくら木の下と言えど、葉っぱと葉っぱの間を伝った大粒が、ちらほらと落ちてくる。まだ梅雨入りには早いと思ってたんだけどね。悲惨だよ、悲惨。暑いしジメジメしてるし。<br /><br />「しらねーよ。さっきから空模様悪かったし、なんとなくわかってたじゃん」<br /><br />私の隣で彼は、部活用のエナメルバックからタオルを<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=2&sid=rhat&k=%8E%E6%82%E8%8Fo%82%B5" class="affiliate-link" target="_blank">取り出し</a>て、空を見上げている。<br />彼は背が高い。しかも部活ではエース。同じクラスだから、よく前から話してはいた。<br />でも、一緒に帰ることになったのは、これが初めて。理由は、ほんとに、ちょっとしたこと。他愛もなさすぎて、話したくないほど。<br /><br />「あ、私もなんか拭くもの――ってあぁぁぁあ！」<br /><br />ポケットから取り出したミニタオルは、悲しくも、泥でべチャべチャの水溜りへ真っ直ぐダイブ。白いミニタオルが。茶色いミニタオルに。<br /><br />「う、わ。最悪」<br /><br />汚くなったミニタオルの端をつまんでいると、肩に長いタオルが軽くかかる。<br />彼のスポーツタオルだった。心なしか、暖かい。<br />驚いて彼を見ると、彼は照れ気味に言い捨てた。<br /><br />「俺はいいから、使えよ」<br /><br />「え、でも」<br /><br />「いいから」<br /><br />自分の髪から雫を<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=2&sid=rhat&k=%97%8E%82%C6%82%B5" class="affiliate-link" target="_blank">落とし</a>ながら、彼は濡れてしまった眼鏡を取って袖で拭いている。私はそれをじっと見つめていたが、彼が突然「あっ」と言ったため、ビクッと肩を震わせた。<br /><br />「…言っとくけど、においとか嗅ぐなよ」<br /><br />「は？何でよ」<br /><br />「だっ……だって、汗臭いだろうから……」<br /><br />最後の方はもごもごして聞き取れなかったが、何が言いたいかはよくわかった。コイツ、可愛い奴じゃない？こんなに耳真っ赤にしちゃって。<br /><br />「わかったよ」<br /><br />私はタオルで濡れた腕などの雨粒を拭き取る。その様子を、彼は黙って見ていた。<br /><br />「あ、そうだ」<br /><br />不意に、思い出すこと。<br /><br />「続き、やろうよ」<br /><br />「あーそうだな。まだ、途中だったっけ」<br /><br />「えーっと確か、『オーストラリア』で止まってたよね」<br /><br />そう、私達はしりとりをしていたのだ。お互いしりとりの負け知らずを自負するだけあって、もの凄く長引いているけれど。途中で中断するのがあまりに歯がゆかったから、一緒に帰ってきたのだ。<br /><br />「うーんと、ア…ア…。『<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=2&sid=rhat&k=%83A%83C%83X" class="affiliate-link" target="_blank">アイス</a>』。ほら、次『す』で始まる言葉だよ」<br /><br />私が言うと、彼は首を傾げ、「『す』で始まる言葉まだあったっけ？」と唸っている。なんだか、こんな時でもしりとりができるなんて、我ながら凄いって感じ。どうして、こんなに自然に彼と一緒にいられるのだろう。<br /><br />「あ、あった」<br /><br />「何？」<br /><br />「好き」<br /><br />一瞬だけ雨の音が聞こえなくなる。彼の頬が紅く染まっていくのがスローモーションでわかる。私はその瞬間の鼓動に身をまかせ、『き』で始まる言葉を続けた。<br /><br />「『キミが好き』」<br /><br /><br /><br /><br />end.
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<item rdf:about="http://rhat.269g.net/article/12456318.html">
<title>涙</title>
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<description>子供はよく泣いて育つとか言うけどさ大人は泣いても成長できないのかな人間自体が泣いて成長するんでしょ？だからさ大人はとか子供はとか言うのはやめたら？そこの大人のふりしたキミに言っているんだけど</description>
<dc:subject>ふと、哲学的な一言【言葉】</dc:subject>
<dc:creator>由姫</dc:creator>
<dc:date>2008-05-12T20:53:06+09:00</dc:date>
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<div style="text-align:center;"><SPAN style="FILTER: glow(color=#FF3232,Strength=0); WIDTH: 100%"><br /><font color="#FFFFFF" size="3"><br /><br /><a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=2&sid=rhat&k=%8Eq%8B%9F" class="affiliate-link" target="_blank">子供</a>はよく泣いて育つとか言うけどさ<br /><br />大人は泣いても成長できないのかな<br /><br />人間自体が泣いて成長するんでしょ？<br /><br />だからさ<br /><br />大人はとか子供はとか言うのはやめたら？<br /><br />そこの大人のふりしたキミに言っているんだけど<br /><br /></font></SPAN></div>
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<item rdf:about="http://rhat.269g.net/article/12205578.html">
<title>気になって仕方がない！ ――Ｂ Side</title>
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<description>最近、彼のことばかり見てしまう。見たくないのに、見てしまうのだ。席が前後なものだから、どうしても目がそっちに行く。ああ、見ているだけで胸がきゅっとして、顔が熱くなる。手で触れてしまいたい。でも、ダメダメ。そんな事、できない。なんだか自分が彼をストーキングしてるみたい。嫌だな。最近、ずっと見ていると突然振り向いてきたりするようになったし。やっぱり気付いているよね……。でも、でも、でも！どうしても見てしまうんだよ！彼のサラサラの髪の毛！！！誰にも言った事ないけど、私はもの凄い髪フ</description>
<dc:subject>夕立後に会いましょう【短編集】</dc:subject>
<dc:creator>由姫</dc:creator>
<dc:date>2008-05-01T20:05:02+09:00</dc:date>
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<br />最近、彼のことばかり見てしまう。見たくないのに、見てしまうのだ。<br />席が前後なものだから、どうしても目がそっちに行く。<br /><br />ああ、見ているだけで胸がきゅっとして、顔が熱くなる。手で触れてしまいたい。でも、ダメダメ。そんな事、できない。<br /><br />なんだか自分が彼をストーキングしてるみたい。嫌だな。最近、ずっと見ていると突然振り向いてきたりするようになったし。やっぱり気付いているよね……。<br /><br />でも、でも、でも！どうしても見てしまうんだよ！<br /><br /><br /><br /><br />彼のサラサラの髪の毛！！！<br /><br /><br /><br />誰にも言った事ないけど、私はもの凄い髪フェチだから。あの、女子でも滅多にいないサラ髪をみると、もうたまらない。う～…。<br /><br /><br />ああ、もうこの気持ちをどうすればよいのやら。<br /><br />……こんなに気になって仕方がないというのに。<br /><br /><br /><br /><br />end.<br /><br /><br /><div style="text-align:right;">Title by…<a href="http://44.xmbs.jp/sakurairo/" target="_blank">架空少年</a></div>
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