どうしてどうして、楽しそうなんだ。
彼女たちを見ていると、いつもそう思った。小さなことを大きな笑いに変えて、どんな事にも熱中できて、恋の話をする時の目はキラキラとしていて。
僕からすれば、彼女達は「オンナノコ」と言う未確認生命体の一族だ。クラスの男子どもは「オンナノコ」の観察、研究をし、結果を女子のいない放課後の教室で行う「学会」で発表する。
「俺、このクラスで一番可愛いのはやっぱしカナだと思うぜー」
「えーお前趣味ワリー。ユウナだろユウナー」
「ユウナは胸がでかいだけだろ!このエロエロ野郎!」
「んだと〜。ユウナは顔も可愛いぞ!」
こんなくだらない「観察結果」やワイ談をいつも繰り返しているが、彼らの口はいつも止まらない。
みんなみんな、「オンナノコ」の凄さがわかってない。彼女達は喜怒哀楽がはっきりとしていて、おしとやかな面もあって、それでもって明るくて、いつも輝いていて……。
それで皆、可愛いんだもんな。
……なんとなく、「オンナノコ」になってみるのも悪くない気がする。
end.










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