2008年04月30日

気になって仕方がない! ――A Side


なんなんだ、なんなんだ。

俺の背中に突き刺さる視線。じわじわとくる熱気。おいおいおい。
なんだよこの視線は。授業に集中できないだろ?

我慢できなくなってガバッと振り向くと、あいつはすぐさま横を向いて「私は今まで窓の外を見ていたのよ?」といった表情。全く……。

始まりは2週間ほど前。どこかから視線を感じるようになったのだ。その犯人があいつ。さっと振り向けばいつも目が合った。
で、最近の席替えであいつは俺の後ろの席になってしまい、ますます視線が感じられるようになってしまったってわけ。

友達は「お前の事好きなんじゃね?」とかなんとか言ってたけど、本当かな?あいつ結構可愛いから、それはそれで嬉しいけどなぁ。

でも、この視線は嫌だな。ああ、なんとかならないのか。
なんでもいいから、この視線の理由をはっきりしてほしい。

このままじゃ、気になってしょうがないじゃないか!



B Sideへ



Title by…架空少年


ニックネーム 由姫 at 21:26| Comment(0) | 夕立後に会いましょう【短編集】
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